2022年6月掲載アンケート「問題解決」

Q&A

今月の問い

Q1:5月「あなたの人生から問題が消え去る〜プロブレム・ソルバー〜」の学びで何かわからなかったことがあればご記入下さい。

Q2:最近、あなたが最優先で悩んでいることや壁にぶつかっていることがあればご記入下さい。

A様

Q1

「ブレイン・ストーミング」(4頁)の時のアイデアを25個以上書き出すことと、「中級:問題を解決する決断の6ステップ」の選択肢を3つ以上書き出すこととは、どのような関連があるのでしょうか。初級と中級の違いということでしょうか。

Q2

部屋が片付けられず、汚れたままでも平気になっていること。家にいる時間が長いとつい食べ物に手が伸びてしまい、太って自己嫌悪に陥ること、そしてそのサイクルを繰り返していること。  

Answer

A1:選択肢に行き詰まっている時は、大量に25個以上出してみることが大事になります。決断に向けて動いている時は、現実的に検討している3つ以上を出してみることが大事になります。発想を広げるためのワークと、決断していくためのワークですね。目的が異なりますね。

A2:綺麗になるとスッキリするという喜びを経験したらいいのかもしれないですね。食べ物に手が伸びるのは、1つは孤独さからやってきています。2つを解決できるアイデアとしては、友人や家族を家に招待してみましょう。

 

B様

Q1

問題をより具体的にしていけば、解決しやすいということは分かったのですが、どうやって問題を解決できるレベルに具体的になるのか知りたいです。書いてるうちにWHY5が浮かんだのでまずそれはやってみようと思います。

Q2

お客さんを十分に集められていない

Answer

A1:解決できるレベルに具体的になるには、1つの問題を10個くらいの小さな問題に分けてみるといいですね。もし問題を細かく分けられないとしたら、その分野についての知識が不足しているので本を読んだらいいですね。

A2:集客についての本を1冊読めば、その悩みが、10個以上の具体的な問題へ変わりますよ。シンプルな解決策としては、「十分なお客様を集める1つのやり方」を求めるのではなく、「一人のお客様が来てくれるやり方」を何通りも実行しましょう。

 

C様

Q1

問題が起きた時、理想を考えたり解決に意識を向けようとしても、周りには問題にフォーカスしたり、ヒステリーを起こす人が多いです。

解決に目を向けようと促しても、とりあえず誰かのせいにしたい、やりたくない、自分では考えたくないという人に対して、どう接すればいいのでしょうか。 

Q2

以前に、勘違いが多く、暴走しがちな上司のことで相談させていただきました。

良いところを探してみては?とのアドバイスをいただき、全く探せなかったのですが、「異様に自己肯定感が高い」ところはすごいと思いました。

でも、毎回打ち合わせの時間に遅れてきたり、おかしなことを言って場を凍らせたり、無駄に話が長くイライラします。スルーする方法、考え方などあれば、ご教示いただけないでしょうか。

Answer

A1:人に対しては、「タスク」と「人柄」を分けて考えることが大事になります。タスクとは、終わらせたい仕事や作業です。人柄はその人の性格や考え方になります。多くのトラップは、人柄が気になってタスクが進まないこと、そして、タスクを気にして人柄を傷つけることです。あなたがどちらを優先するかに正解はありませんが、どうやらもっとタスクにフォーカスした方がいいかもしれませんね。

A2:その上司にどんな風になってもらいたいのかをリストアップしてみるといいですね。どんなふうに変わってもらいたいのでしょうか?「遅刻しない」「場を凍らせない」というような「〜しない」という否定系ではなく、「5分前に到着している」「場を和ませる」など、どういう人になって欲しいのかをリストアップしてみてください。書いてみて、どんな風に感じるか面白いと思いますよ。

 

D様 

Q1

問題を楽しむことは イメージ出来ましたが 実際にそう出来そうにない時は 無理やり思うことで良いのか? 成る程そうか!と腑に落ちないが今はそれで良いのでしょうか?

Q2

集客出来ても 実際の売上げに繋がらない。製品は良いもので お試しした時も反応はとても良いが購入までにならない。難しく考えすぎてしまうからなのか? 

Answer

A1:「この問題の素晴らしいところはどこか?」という質問をする良いトレーニングですね。なさそうに見えますよね、見えないので問題だと感じるのです。最初はそれでいいんですよ。

A2:10人がお試しして10人とも買わないなら、製品が良いと言っているのがお世辞か、もしくは、アプローチしている10人のグループがズレてしまっているかですね。

 

E様

Q1

停滞している頑固で傲慢で不満が蔓延してる場所と感じてる中で、自分が描いている理想と解決アイデアをどう形にしていけるか…?または、その解決策として、潔く「ここでは無理だ…」とそこから離れたほうがいいのか?結論を出すのに必要な期間(時間)の目安はありますか?

Q2

自分のやりたい事があって学び、それを活かす為に転職をして一年が経過しましたが、現場で新人の私は未だにそれを活かすタイミングが掴めずに居ます。シフト勤務で時間的にも気持ち的にも余裕がなく、スッキリした頭で考えたり、心身ともに元気モリモリで活動することが出来ない日々です。常に「このままでは何も変わらない…」という想いと対峙しています。 

Answer

A1:久しぶりのリアルタイム参加ありがとうございます!決断に必要な「時間」は目安がないですね。どんな決断でも後悔する人は後悔するし、後悔しない人は後悔しないんですよね。だからご自身で期日を決めて、その時にする決断で「後悔しない」ということを決めることですね。

A2:職場の内でも外でも、ポジティブにさせてくれる人たちは周りにいますか?エネルギーを与えてくれる人が欲しいですね。また、職場が機会を与えてくれないなら、自分がつくることができないか、とも考えたいですね。

 

F様

Q1

問題解決を楽しみたいです。選択肢が2つ以下は良くないと思いますが適切な数は3つなのでしょうか。

Q2

人間力の向上のために人間関係をさらに深めることです。ただ、あまり成果が目に見えません。

Answer

A1:適切な数というものはないですね。重要なのは、選択肢を出し、それぞれのメリットデメリットを考えることで視野が広がることです。

A2:6月のテーマが人間力なのでぜひ楽しみにしていてください。ただポイントは、あなたが「どこで人間力を測定するのか」という物差しを決めなければなりません。測定できないものは改善できないからです。

 

G様

Q1

「問題が自分の人生を素晴らしくするもの」は理解できたし、原因追求に時間を割くのではなく解決策に目を向けると決めるのが必要なのも理解できますが、やはり「問題」に直面した瞬間はショックや戸惑うことが多いと思うので、そんな時どうやって池田さんが頭を切り替え続けられたのか秘訣を聞きたいです。

Q2

自分の経歴・実績に自信を持てず、お客様にお勧めできないこと。 

Answer

A1:ショックや戸惑いはあっていいのです。感情が揺さぶられるほど、あなたが重要だと思っている出来事なのでしょうから。私の場合は、頭の中に浮かぶ支離滅裂な言葉や考えを30分ほど時間をとってひたすらにノートに書き続けます。そして、みなさまにお伝えしているスキルのどれかのワークシートを使って前進します。どのワークシートを使うかは、スキルは薬箱みたいなものなので、症状によって違うんですよね。

A2:お客様はあなたの経歴や実績には興味があるのでしょうか?もしくは、あなたが人と関わる時に経歴や実績のことばかり気にしていませんか?あなたが人と関わる時に気にしていることを、相手も気にしているのではないかと反映してしまうのです。

 

H様

Q1.  わからなかった事ではないのですが、問題だと思っている事から脱出したいと言いながら、実は居心地良くなってしまっているであろう方に気付いていただくには、どんな角度からお伝えしたらよろしいでしょうか?

池田さんだったら、どんな風にお伝えするか、お伺いできると嬉しいです。

その方は、いつも同じ悩みの繰り返しで、そこから全く動かないのです。 

Answer

問題について話すことで、あなたが聞いてくれるし、周りが自分に注目してくれるから、解決せず問題だけを話すという人はいます。私の場合は「人生を前進させる」ことが目的なので、その問題はそのまま放っておくことが多いです。その人が取り掛かれる別の問題で人生を前進させることを優先させるので、「それはそのままでいいんじゃないですか?」と伝えるかもしれません。

 

I様

Q1

「問題は当たり前のように存在する」これは非常に危険で、そもそも自分にとって問題だと氣付かないコト/氣付いていないことが最大の問題なのではないかと思いました。

5ページでコンフォートゾーンにいることで、問題が見えなくなっている、という話がありましたが、そもそも見えていないものをどのように認識するのか、を教えていただけると嬉しいです。理想を描き、そのギャップを書く、ということでよろしいでしょうか?(今回のテーマからずれているかもしれませんが。)

Q2

例えば、自分の影響力がない、と言った抽象的な問題は意識していました。ただ、実際には何をしたら良いかわからず、なんとなく取り組んでいるつもり、とりあえず目先のことを取り組む、みたいになっていたと氣づきました。これを明確にするために、25個書き出しなど、一度テーブルに乗せることをやってみようと思います。ありがとうございました。

Answer

A1:理想を描くことで認識できる問題を優先しましょう。目に付く問題が全て解決すべき問題ではありません。むしろ、「目立つ問題=重要な問題」とは限りません。人生を前進させる問題が何かを見出して取り組みたいですね。

A2:問題を解決するよりも、「影響力がないってどういうこと?」という「問題を定義する」ことが先に大事でしたね。何をしたらいいかわからない場合は、違う角度から問題を再定義してみることがいいですね。

 

J様

Q1

25個のアイデアだし、というのは正直そんなにアイデア出るものかな?と思いました。

「決断の6ステップ」は、とても良いワークだと思いましたが、一人でやっていくときに、どのくらいの時間をかけてやるのか、ということと、それを行う頻度やタイミングはどうとらえたら良いのかな、と思いました。思いついてやるのもあんまり効果がないような気がするので、例えば土曜日の7:00-8:00の1時間は毎週行う、とか。

Q2

アイデアストックで毎朝、今日のゴールを決めていることがありますが、出来る時と出来ない時があります。重要だが緊急でないようなこと(例えば、アポ取りの電話をするとか)は、緊急性の高いことに着手してしまうと、時間と集中力、意欲が落ちて「今日はまあいいか」となってしまいます。そう捉えてしまっている自分に我慢が出来ている、ということなのか?

Answer

A1:25個出るのか?ではなく、25個出すにはどの角度から考えようか、という思考が重要ですね。同じ角度から25個出るものではありませんから。また決断の6ステップは、ご自身の好きなタイミングで取り組まれたらいいですよ。もし決断したいことが大量にあるなら、毎日やることが重要かもしれません。また決断したことを形にすることに集中する時期なら、しばらく取り組むことがないでしょう。ただこの6ステップは30分は時間を確保して取り組みたいですね。

A2:その時に判断はできないので、次の日に「あーやっておけばよかった」と思うなら、集中力が落ちてしまっているからなだけかもしれませんね。緊急なことに着手するとパワーが落ちます。なのでさまざまな活躍する人たちは、朝誰の妨げもない時に取り組むんですよね。

 

K様

Q2

「今までの授業のスタイルを変えて、もっと子どもたちがワイワイと話したり、立ち歩いたりする中で、学習を深めるような授業をしてみたい!」という理想がありますが、今までの自分のスタイルが邪魔して、なかなか思い切った変化に舵を切れていない状況です。 

Answer

素晴らしい理想ですね。「なぜ、そのスタイルにしたいのか?」という目的と願望をもっと深掘りしてみると「この部分だけまずは変えてみよう」となると思いますよ。テストとしての回があってもいいかもしれませんね。勉強のできる子がいるわけではなく、その学校のスタイルに適性が向いている子がいる、というだけですものね。

 

L様

Q1

「決断の6ステップ」のうちキーとなる「ステップ2:選択肢を書きだす」、そもそも書きだすという作業に対する面倒くささがハードルを上げてしまうケースもありそうです(私が該当します!)

Q2

5年前から手掛けているプロジェクトが頓挫しています。今月のセミナー内容を活用してみたいです。

Answer

A1:この6つのプロセスをそのまま書き写してくれるように友人に頼んだらいいですね。重要なのは一覧できることなので。

A2:ぜひ頓挫していることに取り組んでみて、どのような変化や気づきが得られるか楽しんでください。

 

M様

Q1

直属の上司のズルさを感じていて好きになれません。

理想の姿を考えてみましたが、彼の力には絶対になりたくないし、彼に利用されたくない、という気持ちばかり出てきて、理想の姿が浮かびません。

この問題の素晴らしいことは?という問いには、「上司のような不誠実な人間にはならないようにしよう!と思えた」と出てきました。

それでも、恥ずかしながら、アイツを言い負かしてやりたい!という気持ちもあって…この感情をどうしたら良いのか、、、苦しいです。

Answer

その気持ちが自分の本心ですよね。それに気づいているのはとても素晴らしいことです。「苦しい」のは、その人の態度ではなく、その人の態度によって自分の好きではない自分が出てくるからです。この問題の素晴らしいところは何か?という問いは、「この状況って素晴らしいじゃん!」と気分が変わるところまでリストアップしてみてください。

素晴らしい上司というのは、その人の問題ではなく、あなたが好きな自分が出てくるからなのです。「上司のどういう態度で、どういう態度の自分が出てくるのか」このパターンを把握できて、変えることができるようになるのが重要です。完全に自己成長のタイミングですね!

 

N様

Q1

今日の学びを実践するのにアイデアストックは効果がありますか?

Q2.

健康になろうとして、体重を8kg落としましたが、停滞して3kgリバウンドしています。ここから減らすにはどうすればいいのかと壁にぶつかっています。 

Answer

A1:シークレットセミナーの中でもお伝えしましたが、アイデアストックがまさに今回の話、そのものですから、効果絶大です。そもそもアイデアがストックされていないと、目先の問題だけに振り回されてしまいますから。

A2:体重をどう落とすかではなく、より健康になるためのライフスタイルを考えたらいいですね。あなたが思う「健康になる」とはどういうことなのかを書き出しましょう。

 

O様

Q2

パートナーシップが最優先の問題です。問題とは考えずに今後のテーマとしていろんな選択肢を考えてみたいと思います。もしこんなテーマにサジェストがあれば、教えてください。 

Answer

パートナーシップが、家族なのか恋人なのかビジネスパートナーなのか外部事業者とのことなのか、どのパートナーシップのことかはわかりませんが、「パートナーシップの原則」は人間関係は、そこから何を得るかで考えるのではなく、そこに何を与えられるかで考えることです。だから素晴らしいパートナーシップとは、あなたがたくさんのものを得ることではなく、あなたの最高の姿を相手に与えることのできる人なのです。

 

P様

Q2

仕事のリタイアの時期

Answer

デメリットを受け入れたくない時は、まだ違う何かを求めているのでしょう。決断できないことが悪いわけではありません。独立をしようとした人が、子供と過ごす時間が減るというデメリットが気になって決断できないとしましょう。それは悪いことではなく、独立より子供との時間が重要だという自分の価値観に気づいただけなのです。

仕事のリタイアは、ぜひ「決断の6ステップ」を使って、「リタイアの時期」を3パターンくらい作ってみてください。6ステップの目的は、視野が広がることで決断ができるようになることです。

 

Q様

Q2

手放すこと。

保有していると、失うことの恐れが、生まれ、判断がぶれます。(私の場合)

そこで、最近は、いかに、手放して違う景色をみれるか?に挑戦しています。

Answer

私たちは気づかないうちに、過去からのものを溜め込むようにできています。物だけではなく、考え方や、優先順位など、目に見えないものをどんどんと溜め込んでいます。

望む姿、望む未来を描き、そこに向かっていく上で妨げになるものを1つずつ手放していきたいですね。私が思う手放すとは、デメリットを引き受け、メリットを捨てることです。

 

R様

Q1

4ページのブレストではアイデアは25個出す、6ページの選択肢は3つと数が全然違うのはなぜですか?

理想を明確に描くのが難しい。「大切だと思う人に対しても相手の気持ち・考えを聴くばかりでなく自分の気持ち・考えも伝えられる自分」が理想。これをさらに明確にするには?明確ってなんでしょう?

Q2.

相手を大切という思いが強くなればなるほど、自分の気持ちをオープンにできなくなること。親やパートナーなど近しい人ほど、自分を押し殺してしまいます。上記が理想なのに… 

Answer

A1:アイデアと選択肢は違うものだからですね。25個は出すことの量が大事です。選択肢は「決断の候補」ですから、やろうと思うことですね。また、明確にするというのは、あなたが理想に基づいて今日の行動が決まればいいのです。私にはその理想で十分行動できるように見えます。

A2:自分の気持ちより、相手の気持ちの方が大事だと思っているのでしょうね。あなたが相手の言葉を受け入れるように、相手もあなたを受け入れてくれると、相手をもっと信頼してみるのはいかがですか?